部位別 総合ステージ別
UICC TNM分類 5年相対生存率 − 那覇市立病院

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データを見ると

那覇市立病院(以下、那覇市立)の2007-2008年と2009-2011年の5年相対生存率をそれぞれ集計し、院内がん登録(2008-2009年、全国がん診療連携拠点病院251施設)(以下、全国)の生存率と比較しました。

那覇市立(2009-2011年)と全国(2008-2009年)の各部位全体を比べると、全がんは那覇市立67.4%、全国65.8%、胃は那覇市立68.5%、全国71.1%、大腸は那覇市立72.0%、全国72.9%、肝臓は那覇市立20.4%、全国39.6%、肺は那覇市立16.4%、全国40.0%、乳房は那覇市立94.7%、全国92.7%でした。全がん、乳房の生存率は、那覇市立が全国を1.6~2ポイント上回っていましたが、胃、肝臓、肺では1.9~23.6ポイント下回っていました。

那覇市立の2007-2008年生存率と2009-2011年生存率を経年で比べると、2007-2008年より数値が上昇している部位が散見されました。しかし、症例数が少なく数値が安定していないため、解釈には十分ご注意ください。

※生存率に影響を与えることが想定される情報として、①性別、②年齢、③病期(がんの進行状況)、④観血的治療の有無(手術がされたか、されなかったか)、⑤組織型(肺がんの場合)などがあるが、今回の本報告書では考慮していないため、解釈には十分ご注意ください。

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